「今週の一言(いちげん)」第294話Zoomと赤ちゃん
Fromノグチ
昨日Zoom面談していた時、PCからかわいい赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。
一週間前、業務ソフト導入について、Zoom面談の申し込みをしました。
従前から関心があったソフト、スマホでシャメればデータが入力できるんです。
そして、打ち合わせもZoom、事務所でPCを開けば相手の顔見て契約までできます。
ワタクシ、“時短・簡単・スピーディー”が大好きです。
「背景」
さて、時刻の到来。
予約は、週明けの月曜日の11時。Zoom面談の開始です。
先週打ち合わせをした担当者が、今日も引き続き担当してくれました。
画面に映し出された担当者、
あれこの人だっけ?
先日はジャケット姿だったのに、今日のご担当者は、白いパーカーを着てゆったりと座っている。
…よどみない説明…
画面は、担当者PCのパワポ資料でいっぱいだ。
「先日いただいた野口様からの質問はこの4つだとおもいましたが、よろしいですか」
(あ、はい。。。)
情けない、先週疑問に思ったことをそのままメールで送付したのですが、
頭の中の情報は、半分消えている。。。
あ~、ま~しょうがない。面談の前に復習しなかった~
フッと、パソコンの画面脇を見ると、小さな枠に担当者の涼やかな表情が映っています。
白い壁、ふんわりと白いローン地のカーテンが揺れています。
(あ~、そうか、テレワークなんだ。)
(この人優秀だものね。)
1時間ずつお客様をZoom面談に招いて、商談していけるわ~。
この人の説明テクニックをまねなきゃね。)
「音」
と、その時 赤ちゃんのかわいい声
それもまだ生まれて間もないころの泣き声が聞こえました。
ギャーじゃないんです。ちょっと“ふみゅ~“音が入った泣き声
子供が三人いるノグチは、想像たくましい。
だいたいの月齢まで推定しちゃう。
いいな~、このくらいの赤ちゃんは、かわいいばかりで、、、
なんて声をかけようかしら、、、
ところが、例のご担当者、彼は微動だにしない。
まっすぐこっちを見たまま、いえ、PCカメラにまっすぐ焦点を当てたまま
共有画面に映し出された、データの変換方法を説明してくれている。
「いかがですか?」
(はっ、はい、分かりました。)
…、と私のスマホが、鳴りました。
「あっ、お急ぎですね。それじゃ今日のZoom面談は終了させていただいて、ご質問はメールで回答させていただきます。」
で、あわただしく、面談は終了。
検討しましょう、で終わってしまいました。
「気持ちの揺らぎ」
こんなことって、ありませんか?
SNSに載せようと撮った動画に、余計な背景が映りこんでいる。
カメラは、私たちの背景を映し出します。
周りの音も拾います。気持ちの揺らぎを映し出します。
ちょっとしたミス。でも、契約はしませんでした。
せっかく、いいプレゼン資料を作って、トークの練習もしていたであろうに、
お互いに、結果が出ない結末に。
商談は、Zoom が主流になってきました。
Zoomに慣れてきたこの頃、相手の気をそらさない工夫が必要なんですね。
―ノグチ
P.S.
今時の提案方法が、Zoomであったり、スカイプであったり、ベルフェイスであったり、変わってきているとお感じになっていませんか?
コロナ禍が通り過ぎるのを待っているのではなく、コロナ下の経営・販売・財務をご一緒に考えましょう。
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