「今週の一言(いちげん)」第154話約束+証拠=成約率
from 野口
先週末金曜日10月19日の夕刻、私は恵比寿に出かけました。
恵比寿神社は、ちょうど恵比寿講「べったら市」!
街にはお囃子が流れて、屋台の焼き鳥、缶ビール~。
でも…そんなの関係ね~!わたしゃ仕事で来たのだ。
恵比寿駅にやってきたのは、POSレジアプリのデモを見るためです。
ご覧になったことがあるでしょうか、iPadでレジ。
飲食店でも物販でも、タッチパネルが使えるiPadを レジ決済に使っているお店が
増えています。
何故っ?
一週間ほど前、安倍総理は、2019年10月に消費税率を8%から10%にひきあげると、再度表明してました。
本当に上がっちゃうのか?は、分かりませんが、増税に紐ついている補助金が、後押ししているのはまちがいありません。
消費税を上げたら、当然消費は落ち込む。
増税をして、選挙でかった首相はいない。
安倍政権も、2015年10月に10%に引き上げると言ったのを、2017年4月に延期。
さらに、2016年6月には、2019年10月に延期するとしてきました。
どうしたって、消費税増税は消費が落ち込む。
そこで、打ち出したのが、軽減税率を導入して食品の消費税を8%のままにする案。
飲食店ならテイクアウトやデリバリーサービスを行っているお店。
小売店・サービス業では、お酒以外の飲料食品を扱っているお店。
これらのお店は、新しいレジの導入が必要です。
理由は簡単、一品ごとに10%の消費税と8%の軽減税率の決済が必要です。
しかも、税務署は消費税の証拠書類を納税者(商店主)に造れと言うのです。
さらにはクレジットカードで決済すると値上げ分2%を購入客に戻す仕組みも、導入しようとしています。これ全部商店主の負担だなんて、怒って下さい、社長!
でもね、私はココは施策に乗ってほしいと思っています。
証拠は?
iPadでレジを導入した店舗会社は、44万件に上っているといいます。
理由は売上が伸びているから。
なぜ、売上が伸びるのか?
それは、数字がとれるから、です。
世の中情報過多の時代というのに、中小零細企業では、情報不足です。
社長、あなたは昨日の来店者数と客単価・客数をすぐ知る事ができますか?
どの消費品が売れて、売れる商品のトレンドはどういう伸びか、グラフにして分かりやすく見せてもらってますか?
税金を計算する為だけの会計を押しつけられて、社長が知りたい情報がもらえてなかったのです。
お金を払って経理を頼んでいたのに、税理士が向いているのは税務署の方向ばかり。
社長の投資額
さて私がPOSレジアプリをお進めするのは、社長がほしい情報がすぐ手に入る仕組みだからです。
さらに、食品を扱っている小規模事業では、導入に当たって補助金申請ができます。
軽減税率補助金申請ができると、iPadは1/2、周辺機器は1/3の価格で購入できます。
ウチ軽減税率使えないから関係ないって思っていませんか?
補助金がなければ、11万の機械に業者にお任せする設定費用8万円を加えると20万円投資になります。
問題は、この20万円投資で、売上・利益を上げられない、と思い込んでいる考え方に
あります。
数字が分かれば、対策はとれるのです。
PS
今まで私は営業システム投資を提案して導入した会社で、売上がへこんだ会社を見たことがない。数字をリアルタイムに見せて、売上が伸びない会社はなかった。
本当にホントの話しです。