「今週の一言(いちげん)」第250話正座すると病気になる?!
Fromノグチ
4日前の朝、痛みに耐えかねて、整形外科病院に駆け込みました。
冗談抜きで、(>_<)痛い!
寝ていても痛い!寝られない!
起きてシップを張ろうと思ったけれど、
起き上がっても、右足は布団の外に出せない!
もう夜中は、膝が痛いんだか、モモが痛いんだか、ふくらはぎが痛いんだか
訳わからないくらい痛い!
だるい、重たい、しびれて、
え~い!、右足とってしまいたい!
いったいなんでこうなったんだ。
とにかく、病院へ行こう。
朝なんとか立ち上がると、整形外科へ向かいました。
前兆はあった。
数日前から、右ふくらはぎの痛みがありました。
先週は忙しく出かけていたので、この数日は事務所の机に座りっぱなし。
以前から、体を動かさないと、足腰に痛みが出ることがありました。
昨日もそうでした、
さて、帰ろうと立ち上がると、右足の膝横に痛みが
ギャッー、ひざ痛!か?私もとうとう年寄り病だ.
両手で体を持ち上げ、左足で立ち上がり、
右足をだす、そろりそろりと歩き、なんとか帰宅したのです。
ところがその夜、寝られないほどの痛みが走りだしました。
ほっといても治る問題か?
お医者さんは、立ったままの私の説明を聞くなり
「それはね、腓骨神経に触っただけだよ。
あなた、コリと勘違いして触ったんでしょう。正座しなけりゃ、ほっといても治る。」
(えっ、自然治癒ですか?ほっておいても 2週間、でなおるって、、、)
彼は嬉しそうに笑顔で話を続けます。
「腓骨神経ってわかんないよね~、今本で教えてあげるからね…。あれ、この本に載ってないよ。」
「看護婦さ~ン、この本に載ってないから、ネットでしらべて~」
「ま、いいや。とにかく痛いんだね。
じゃ、つま先立ち歩きしてみて…。
んっ、じゃ次はかかと歩き…、」
指示されるまま、私はつま先歩きとかかと歩きをします。
「ほーら、どっちもできるじゃない。」
確かに、かかと歩きもつま先歩きもできる、、、
まー、いすに腰掛けなさいな、、。大丈夫だから。」
そういいながら、医者は椅子を指さします。
病院の診察室にあるよくある座面黒くて丸い椅子です。
なぜ、〇〇したいの?
「椅子に座ればいいの。正座しちゃだめだよ。」
今はまだ痛いけど、それはあなたがコリと間違えて揉みほぐそうとしたからだからね。」
(床に長座すればどうですか?)
「坐骨神経が伸びるから、やめた方がいいよ。逆に聞くけど、なんであなた正座していたいの?」
なぜ、正座するかって?
ええーっ、正座しろって、言われてきませんでしたか。
親からも学校の先生からも、、、。
正座をしていれば、礼儀正しいって言われるでしょう。
和服で正座してお茶でもいただいてごらんなさい。
みんなから、なんてきちんとした人だと評価される。
正座したらヒコツ神経が痛くなるなんて誰が教えてくれましたか?
神経に触るから、正座やめろなんて教えてもらったことがない。
正しさを強要してないだろうか?
もしかしたら、私達がお行儀が悪いわねって指さしていたお客様の中に腓骨神経が痛かった人がいるのかもしれません。
昔からの常識だから、やって当然と思っていること。
誰もがやっていて世間一般で当然と思われていること。
自分たちには当たり前のこと。
気づかずに強要していたら、それは大変なことです。
礼儀正しいは、相手への配慮があるからできること。形から入って、肝心の配慮が抜けていては、元も子もないってことになります。
―ノグチ
P.S.
たった4日で、確かに痛みは引いたし足のだるさもない。お医者さんの言う通り。
見立てがいいって経営でいえば、ストーリーが描けるってことです。あなたの経営のストリーを描きませんか。
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