「今週の一言(いちげん)」第292話東京のボトルネックはどこだ?
Fromノグチ
毎日 コロナウイルス感染者数が発表されます。東京は、この7日間200人が、続いています。
私は、東京都民です。
Go To トラ〇ルを始めてしまっていいのかしらんって
お出かけできない都民なので、すねた目で見ていたら、全国的に感染者数が伸びてきました。
検査数が伸びているから、当然って?
全国の感染者数は7月25日に累計3万人を突破し、8月3日には4万人に。
4月7日に緊急事態宣言が出されたときは、まだ1万人。
東京だけが感染者が多いので自粛しなければと言っていたのに、今は全国で増えています。
犯人捜しでは、解決できない。
なぜに?
東京都のHPに専門家のコメントが出ていました。
「感染経路は、接待を伴う飲食店だけでなく、施設内感染、同居、職場、会食、イベント参加等、多岐にわたっている。これらは無症状や症状の乏しい感染者の行動に影響を受けている可能性がある。」
これはつまり、誰もが保菌者である可能性を持っている。。。
コロナウイルスをもらう可能性がある。
知らないうちに、コロナウイルスを運んでどこかに付着させる可能性がある。
私たちは、Withコロナなんです。
地球全体で、Withコロナなんです。
人間は、(COVID-19)にはとっても弱い。
かかると重症化する人がでる。
人間の方が、この環境でどう暮らすか考えなきゃね。
弱い鎖は、どこだ?
物事がうまくゆかない時は、どこかに「ボトルネック」がある。
鎖は一番弱いところで切れる。
「ザ・ゴール」のゴールドラット博士が教えてくれたことです。
ボトルネックの探し方は、簡単です。
工場でも店舗でも、それは一目でわかります。
書類が山積みになっている部署
仕掛品が山積みになっている部署
一番疲弊している部署に、ボトルネックが存在します。
今の東京でいえば、保健所かもしれません。
電話がつながらない、と都民からは苦情が出る。
報道関係者からは、数字がはっきりわからない、と批評される。
保険所の職員は、頑張っているのに、お医者さんや看護婦さんほどには評価されない。
大量の検査要請と、検査手法の手つまり・連絡体制・連携体制に何か問題があると感じているのに
システムの対策案をとれないまま、ひたすら自分の時間をかけて、
懸命に働いてくださっているのでは、と想像してしまいます。
ボトルネックの制約を可能性に変える。
問題がある制約があるところに大きな改善の可能性があります。
ニューヨークのように、希望者が全員検査が受けられるようにしたら、事前申し込みの聞き取りは不要になります。問い合わせに、スムーズに対応できて、残業も減るかもしれません。
感染者数が増えているのに、全体の検査件数は伸びない。
たとえば、システムを変える。
その結果、新規感染者数が減る。それがゴールです。
来店数が多いのに、客数が伸びない。
たとえば、挨拶を変える。
その結果、新規客数が増える。それがゴールです。
ボトルネックを見極めるのは、社長、あなたの仕事です。
―ノグチ
P.S.
今時の提案方法が、Zoomであったり、スカイプであったり、ベルフェイスであったり、変わってきているとお感じになっていませんか?
コロナ禍が通り過ぎるのを待っているのではなく、コロナ下の経営・販売・財務をご一緒に考えましょう。
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