「今週の一言(いちげん)」第204話手抜き上手が会社を大きくするワケ
From ノグチ
品川駅港南セミナーホールにて。
品川駅近く、高層ビルでのセミナーに参加してきました。
会計ソフトの発表会です。
どんなソフトなのか?
興味があります。
ここ数年、旧来型の会計ソフトをクラウドで使えるようにしたものから、
より管理会計に近づいていくモノまで、、、本当に各種あるのです。
私の経営の師匠はこう言いました。
同業者の研修には、絶対行くべき
挨拶をすれば、今何に興味を持っているか、
どんな手法を利用しているか、面白いことが判る、為になる。
勉強しなきゃ、
学ばなきゃ、
と思い出かけたのが今回の会計ソフトの発表会です。
大きな船のような形のビル
ウッドデッキのような回廊は吹き抜けで風が心地よい。
あたたかな春の風が吹き抜けていきます。
回廊を歩くこと8分。
セミナホールの入り口。
A4サイズの案内を持った男性が見えてきました。
会場が大きいだけに、
A4サイズの案内は、小さく小さく見えちゃいます。
もしかして、ここかも?
「△△社のセミナー会場ですか?」
彼の持っていたA4サイズの案内には、新商品の名前が書いてありました。
でもね、まだ今は 新商品の発表会前段だよね~って心の声が言います。
「はい、階段を下って、左側の下りエスカレーターで会場に着きます。」
キチント返答です。
こんなにいい声なら、
「△△社のセミナーはこちらです!」
と言ってくれればいいのに…。
マジメなんだろうな~。
マジメなんだけれど~、ウ~ンちょっと一緒に仕事しにくそう~。
そう感じる事って良くありませんか?
得に新人さんが多い年度初めには、そんな場面に出くわします。
「実直」と「素直」
自分の気持ちに添うのが、実直 (実直)
相手の気持ちに添うのが、素直(すなお)
商売のキモは、お客様の気持ちを素直に現す数字を掴むことです。
ところが、従来型の会計ソフトは、自社の利益や税額を決めるだけになりがち。
お客様に添って業務改善や意志決定に活かす数字、掴まえにくかったのです。
今は、posレジや、銀行口座と同期、自動仕訳など、取引の多くが、
自動で入力できるITの状況になりました。
改善の結果が、より早く会計に反映されると実感出来るのです。
人財が少ない、資源がない、中小企業こそ、
上手に手を抜いて、
ITの恩恵を受けるべき時なのです。
“将校には4つのタイプがある。第一に、惰性で無能なタイプ。これは放っておいても害にならない。…第二に、勤勉で有能なタイプ。このタイプは、どんな細かいことでもきちんと分析する優秀な参謀になる。第三に、勤勉で無能なタイプ。このタイプが一番始末に負えないので、即座に除隊を命じなければならない。第四に、有能で惰性なタイプ。このタイプを最高の位に就けるのがいい。”
―フォン・マンシュタイン将軍「ドイツ将校団」―
社長は、最高位の人財です。
だから、ITを使い、惰性になるすべを学ぶと、
もっと儲かると教えてくれています。
―ノグチ
PS.
ノグチは、永年社長の参謀をしてきました。
もともと惰性な社長などいません。社長はみな優秀で仕事に熱心で勤勉です。
そんな社長が、怠ける時間を作り出すと…本当に大金持ちになります。
これホント!