「今週の一言(いちげん)」第307話売上を伸ばす「言葉」
Fromノグチ 2000年11月連休の最中、事務所の引越し日のこと、私は同僚から「お昼一緒に食べません?」と誘われて、思わず「ウン、いいね。」と言ってしまった。
ほぼ2年ごとに引越しを繰り返す社長さんの下で働いて、20年
「今回はちょっと長かったね。4年もここにいたよ。」
などと無駄口をたたきながら引越しの荷物をエレベータの前に出して一息ついたらお昼でした。
嫌なやつから「お礼の言葉」
さて、そろそろお昼でも、と思った時
「お昼一緒に食べません?」と、同僚から声がかかりました。
(゚д゚)(。_。)ウン、、、なんで、ワタシなの?
周りを見回すと、男性陣が徐々にあとずさり、、、
手を横に振り、目はそっぽを向きて、後ずさりしていきます。
「僕たち、交代で荷物見ていますから、先輩たちゆっくりしてきてください」(^^;
私は、ずっと彼女に嫌われている同僚でした。
なんで嫌っている私に声をかけるのかなぁ~
なぜ、嫌われたのかと言えば、一つは私が自由に仕事をしていたから。
もう一つは、同僚の相談したい気持ちに全く気付かない奴だったから。(←今気づいた。)
連休中のビジネス街
この街で最後のランチだから行ってみようかと出向くと有名レストランはお休み
仕方ないね~(笑)と入ったのは、ラーメンチェーン店。
ガラス越しの明るい日差しを受けながら、同僚は話し始めました。
「直接お話しする機会ができてうれしいです。いろいろなウワサで、ノグチさんには本当にご迷惑をおかけしました。すみませんでした。この度、結婚して○○市に移り住むことになりました。改めて結婚式の招待状は送らせていただきますが、ぜひ出席していただきたく、お願い申し上げます。」
「すみませんでした。」は魔法の言葉
嫌な奴が、急にいい人になった瞬間です。
ほぼほぼ20年間の、いやな奴が、「この人も悩んでいたんだなぁ~」と胸をなでおろした瞬間です。
「好き嫌いで生きているのは、子供だけ」なんて言いますが、
違います。
大人になればなるほど、好き嫌いの枠をはっきりさせて、しかも好きの枠を狭めていく
不思議ですが、お店に来るお客さんにも好き嫌いが出てしまう店長さんがいます。
何がお客様の不機嫌を誘ったのか、分からないから余計に理由を考えて、分からなくて苦手。
苦手意識が何かの拍子に出てしまうのです。
何より一番簡単素敵なのが、「すみませんでした。」
嫌われる理由なんてわかんないです。思考回路が違うんだから。
あなたの求めていることを理解できなくて、「すみませんでした。」
会話が始まることが、なにより大事。
―ノグチ
P.S.
ビジネスで使える数字…高等数学みたいに、難しく考えないでください。
儲かっている先輩がいたら、「聞いてみる。」だけでいいんです。
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