代表野口_黒バック 「今週の一言(いちげん)」第391話先延ばしの術

From ノグチ 

せっかちな人、実はノグチかなりのせっかちです。(うすうす皆さん知っていると思いますが)

朝ご飯を食べながら、夜ご飯の献立ばかりか、一週間の予定と考えてく買い物リストを作る。

そんなノグチでも、「ちょっとまてまて」と先延ばしの術を使う時があります。

 

そうなんですね~、よくお話聞かせてください。少し時間をかけて検討できませんかね~

とノグチが先延ばしの術を持ち出すのは、

社長さんから、「この物件だけどいいんだよね。商売にうってつけの物件なんだ。」と言われた時です。

 

なぜ[すぐ]を求めるの?

困るんです。すぐに賛成しないと、顧問契約を切るみたいに言う社長さんがいます。

いい話ですね、なんて答えたなら今度は社長さんの会社の重鎮たちや父親母親奥さんから

「先生、借金は自分がしないから平気な顔しているんでしょう」と言われるはめに…

 

私たちは、緊急に対処しなければいけないものが、大事だと思い込んでいます。

すぐに!やってください、判断してください!と言われた物事を重要事項だとおもいこむ。

忙しくて、たくさん働いている社長さんほど、「すぐ!」を求めます。

 

なぜ、先延ばしの術が重要か

「緊急です!」と「重要です!」がごっちゃになってしまうのです。

お客様の役に立って、社員に十分な給料を払うために、会社が儲かる状態を作る。

これが重要なこと、ですよね。

 

緊急性を外さなきゃいけないのです。

緊急性を外して重要なことに集中する方法、それが先延ばしの術です。

目の前の「社長!これどうしましょ!」にすぐ答えるのをやめるのが、先延ばしの術です。

 

7年後を考える

7年後、社長さんはどんな状態になっていたいですか?

その時ご家族は?お子さんは?ご商売の状態は?従業員は増えていますか?それとも?

どうなりたいのか、社長さんにとっての成功って、どんなことなのでしょうか。

 

成功している社長さんたちはみな最初に”the end”を決めていらっしゃいます。

自分にとっての成功がどういうことなのか、明確だから緊急性に振り回されなくなります。

重要なことに立ち戻っていけるのです。

 

PS.「7つの習慣」という名著があります。教えは多くありますが、その一つが

Begin with the end in mind.

何のために働くか?そこに意味付けがきちんとある組織ほど成長します。

 

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