「今週の一言(いちげん)」第211話優秀な人財を採用しない?不思議
大崎駅前ビルの待合室にて
今日は、ノグチ、年に一度の健康診断の日です。
予約時間に健康診断会場に伺って、
問診票・検便・検尿、3点セットを提出したら、しばし雑誌の時間です。
雑誌は、店舗・施設によって
置かれているものが違いますよね。
美容室なら
女性セブン、女性自身、週刊女性、
ちょっと高級店は、家庭画報。
理髪店なら、
週刊新潮、週刊文春、FLASHにSPA
週刊現代やゴルフダイジェストなんかもあったりして。
来店するお客様層が見えてくるので、面白い。
私が訪問した施設は、健康診断専門です。
健康診断に訪れる人をどう想定しているのか?
年に一度の雑誌チェックです。
ふと、見ると医療関係者向け
イヤ医療経営者向けの雑誌が一番上に置いてあったのです。
特集のテーマは、なぜ医学部の試験で不正が多発するか?
不正とは、優秀な人材を採用しない事。
へ~、こんな雑誌があるんだ、
健康診断に来る人は、医療関係者が多い?
などなど、疑問符はいっぱいつくけれど、とにかくペラリ~
論者の名前も覚えずに、読み出したのは、
優秀な人を入試では採用しないと言う一文が見えたからです。
風が吹いたら桶屋が儲かる、式に読み砕くと
都内の高度医療機関には、優秀な医者と
高額医療費を支払う患者がいる。
ただし、大学病院というのは、総合病院であって、
専門病院化していない。
よって、定額(低額)の診療が多いため、金銭的に成り立っていない。
金銭的に成り立っていなくても、
大学病院が閉鎖されないのは、
大学にとって、医学部に入った人財の研修のために必要だから。
お金がない大学病院で働くのは、研修医。
安い賃金で長時間労働をする。
安い賃金で長時間労働をしてもいいですよ、的な人から入試でとる。
だから、優秀な人を入試では採用しないと言うのです。
医学部不正入試問題、
女性差別で優秀な人をとらない、、、
と言う話しは聞いたけれど。
安い労働賃金で働かせるために、優秀な人は取らないと言うのだ。
優秀な人が採用されない、もう一つの理由
優秀な人は採用しない。
こんな話し、よく聴きますよね。
どうせ採用しても、きっとイヤになって辞めてしまうに違いない。。。
優秀な人は、いいところがあるとすぐ転職する。。。
取引先を持って、出て行かれてしまった。。。
人の採用は、難しい、、、
難しくしてしまっている最大の原因は、
採用する側が、どんな人がほしいかを明確にイメージしていないからかも。
採用しても採用しても人は辞めていく。
上司からは、お前が厳しいから人が辞めると言われ続けました。
悩んだノグチは、職務基準書を作りました。
なにを持って、優秀だと決めるのか?
基準を採用者にも共有してもらいました。
三ヶ月ごとに給与の見直し面談をするようになってから人は安定しました。
安定すると同時に、
少数精鋭でいいやと、
果敢に仕事にチャレンジする社員が増えました。
時間とお金、生産性を上げるには、
経営側社員側 共通の基準が必要だと分かった瞬間でした。
―ノグチ
PS.
身体が資本、健康診断の数値は、中々にイイですよ~ノグチ。
なにせ、長刀振っての「船弁慶」のため、足腰・頭、鍛えました。
64歳になって思うのは、今が最強!
そうです。令和の新たなスタートを切りましょう。
「3年で収益体質を改善して事業承継」セミナー↓
https://bit.ly/2Jjghyf