「今週の一言(いちげん)」第280話中間管理職を生かす3つの条件
Fromノグチ
「社長かなと思っていたら天の声が聞こえて、中間管理職になった感じ」
当初小池知事の発言は、
国に対して主導権を持ちたい、と宣言しているように私には聞こえたのですが、
どうやら主導権を握りたかったのは、お国の方らしい。
休業要請は知事の権限なのだけれど、
対処方針は国へお伺いが必要なのだ。
「あらかじめ、政府と協議する。」
と基本的運用指針に一文がついている。
「百貨店では、パンツも売っているだろう」
お国は、百貨店を自粛事業者から外した。
百貨店を継続事業にしたのは、パンツだ。
人を潰す
大阪府の吉村知事が打ち出した数値基準への
西村大臣の発言に至っては、その意図が丸見え。
大臣が、休業要請などは新型知事の権限であることを踏まえ、
「休業要請し、解除するのだから説明責任を果たすのは当然だ」
さらに「知事の権限や裁量を増やしてほしいと主張しながら
『休業要請を解除する基準を国が示してくれない』というのは大きな矛盾だ」と、
人を生かす
吉村知事は賢い
「今後は発言を気を付ける。ご迷惑をおかけした」
求めているモノが手に入るなら、形式にはこだわらなくていい。
権限より、府民が望んでいるポイントに焦点が合っている。
経営の現場でもこんなシーンを見ることがありませんか?
「俺は聞いていない。」
「俺の承認印無しで、どうしてことが進めるのか」
「事前にしかるべき筋で話を持ってくるように」
こんなことを言っている上司がいたら、
優秀な中間管理職は、すぐに逃げて行ってしまいます。
だって、伸びる会社の三つの条件に全部反しているもの。
伸びる会社の三つの条件
- 自主性
- ちょっと複雑な業務
- 努力に見合う報酬
あなたが、やりがいがあると思う仕事は、
何から何まで決められたことを正確にこなすことですか?
このコラムを読んでいる人はちがいますよね。
自分が決めて、自分が指示を出す。
仕事は複雑だ。
頭脳と想像力が必要だ。
しかも、努力すれば報われる。報酬も評価もついてくる。
その仕事は、クリエイティブな仕事だ。
コロナの影響は、生活者の購入方法を変えました。
生活者に合わせれば、商売の仕方も変わります。
変化していることをとらえて、販売方法を変える、お客様に適合させる。
お客様に環境に合わせるから、伸びる会社になります。
―ノグチ
P.S.
新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言以来、休業や自粛に追い込まれている中小企業オーナー社長さんは、いらっしゃいませんか?今の対策はもちろん、緊急事態宣言解除後だって、あなたの商売がず〜っとつづくことが大事なこと。
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