「今週の一言(いちげん)」第377話一年先が見通せない時に、大事なこと
From ノグチ 「売上が上がらないのは、コロナのせいなんです。このコロナが無ければ、きっと、、、」
コロナで打撃を受けている社長さんと話すとき、提案していることを今日は話題にします。
確かに、3年前から売り上げは、3000万円を行ったり来たり。
5年前の売上に比べれば六割ほどになっています。
しかも月ごとの売上比較ができません。なぜなら、県の休業要請に従うから。
商売には、繁忙期と休閑期があります。
商売屋ではよく「ニッパチ(二月と八月)は上がったり」などと言います。
できるならまんべんなく安定的に売れてほしいとおもいますが、そうはいかない。
パンデミックだから10年目標
月対比だったり、52週の週ごとの比較だったり、
この時に何を売るか、売れる商品を企画するのは何よりも大事な社長の役目だったのです。
が、この3年間は、国や県の施策で開けたり閉めたり、、
商品の企画どころではありません。
売上目標なんてとっても立てられやしません。
確かに!売上推移は、見るも無残…。
ここで提案です。
10年後の目標を立てましょう。
それが、現状を救います。
2015年、弊社の10年目標を立てました。
2025年に実現したい目標
「無駄なく、合理的で、確率の高いルート経理の数字でジャッジ。夢を実現する社長100人に貢献する!」
小さくて大きなビジョン
100人なんて小さい、って言われますか?
1人の社長の周りには、100人の取引先や従業員がいます。従業員にも取引先にも家族がいます。
3人の家族がいれば、社長が幸せにする人は300人、さらに地域の人達、お客様を考えると1万人。
1人で一万人に貢献する社長さん、
そんな社長さん100人に貢献することは、100万人に貢献すること
私の目標です。
名前を書き込んでいます。
目標を記した裏に、100人分のスペースを作りました。
現在、73名様のお名前を書かせていただいております。
倦まず弛まず(うまずたゆまず)
一年で達成できた出来ないをジャッジすると、達成できなかった!!で終わってしまいます。
こんな時は、大きな、そして長期の夢を持ちましょう。
私は、自分の葬式でこの目標を掲げて達成できたと話してもらっているストーリーを描きました。
目の前には、確かに困難が大きい
それでも、手を休めずに数字をタイムリーにつかんで、一緒に少しずつ困難を解決していく。
問題解決は、状況を客観的に数字でつかむことから始まります。
―ノグチ
P.S.
具体的に数えられるか?これが目標を設定するときに大事なことです。
数えられないと、ビジョンは霧散していきます。
弊社にとって、お客様のお名前を具体的に記入していく今の方法は重要です。一年の売上目標より、大事になりました。一時ではない、長期のお付き合いになるからです。
お問い合わせは→ https://www.n-keiei.co.jp/inquiry