「今週の一言（いちげん）」第332話ツレが癌になりまして
Fromノグチ のっけから告白でスミマセン。先月7月14日ツレが退院してきました。癌の治療のための入院でしたが、入院前より体調がかなり悪い、、、状況でした。
「ダメだ。タクシーで駅まで行こう。」
病院の玄関を出るなり、ツレの第一声はもう歩けない、ということ
看護婦さんから食欲がなく、栄養補助食品ばかりでふらついています、との言葉。
駅についてタクシーを降りても、歩けない。
数歩あるいてエレベーターに乗ろうとすると、そこで意識がフッと消える。
おいおい！これじゃ危ない！！
とうとう、倒れて、駅員さんに車いすに乗せてもらいました。
もう一度、車イスでタクシー乗り場に舞い戻りです。
家までタクシーで帰る間中、ツレは、「あ～っ、体力無い～！」の繰り返し。。
推論
一体どうしてしまったんだ！
立上がるとふらつく、、倒れる、、、
「吐き気がする。。。吐き気止め買ってきてくれ！」
何とか往診のお医者さんに診てもらいました。
「なんでこんなに血圧が低いのに、血圧降下剤を飲んでいるの？」
測定
当人「だって、今朝も血圧は164でした。」
医者「ボクが今測ったら、上が96ですよ。どの血圧計で測ったのですか？」
当人…普段から利用している血圧計を見せました。
医者「この血圧計、カフが閉まらないですね、、、」
医者「奥さん、それで測ってごらんなさい。」
私も測ると上164下93、後日新しく購入した血圧計で測ると、上118下78
こりゃーひどいわ。
検証
デジタル表示された数字を私たちは疑わずに信じてしまう傾向があります。
ワープロされた文章に誤字脱字があっても気づかずにスルーしてしまう、アレです。
綺麗に上から下まで同じような数字が並んでいると、それが正しいと思い込むのです。
もう何年も使っているのにデジタル表示の画面は綺麗です。
ただ、カフについているマジックテープは、毎日毎日閉じたりはがしたり
それでもうすっかりバサバサ状態。。。
さてしてあれから一か月。
癌は治ったわけではありませんが、
ツレは、倒れずに生活しております。
数字を扱うときには、数字を取得した周りの条件も確認しておかなきゃいけません。
経理の基本です、ハイ。
―ノグチ
P.S.
今年の夏は特に暑い！と感じるのはマスクのせいでしょうか？
現在ツレは、自宅にて訪問診療・訪問看護・訪問介護と手厚いサービスを受けています。
事業も同じです。顧客の生活のクオリティーを上げる、これが一番の目的です。
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