「今週の一言(いちげん)」第277話スティーブ・ジョブズに学ぶ「素晴らしい気分」になる方法
Fromノグチ
“知ってると思いますが、
私たちは自分たちの食べる食べ物の
ほとんどを作ってはいません。
私たちは他人の作った服を着て、
他人のつくった言葉をしゃべり、
他人が創造した数学を使っています。
何が言いたいかというと、
私たちは常に何かを受け取っているということです。
そしてその人間の経験と知識の泉に
何かをお返しができるようなものを作るのは、
すばらしい気分です。“
―スティーブ・ジョブズー
人生には予期せぬことが起こるものです。
3.11の時、もう二度とこのような災害は無しにと願いましたが、
考えもしないことが起こりました。
家にいろ!休業しろ!補助金はどうする!
子供たちも、高齢者も、医療関係者も、誰もかれもが
なにか、得体の知れないモノに、攻め込まれているような不安を感じています。
でも、気づいてください。
私たちは被害者ではありません。
気分を台無しにするものとは?
私たちの毎日は、「常になにか受け取っている」毎日なのです。
世界中の他人が作ったたくさんの食糧を、日々いただいて生きています。
世界の日本のたくさんの他人が作ったマスクを、使っています。
大切なことはもう一度言います。
私たちは被害者ではありません。
どうすることもできないものがある、ときっぱり認めましょう。
私たちは、自分には変えられないものがあると、認める勇気があります。
私が変えられるのは、私だけ、と認める英知があります。
とはいっても、資金繰りはどうか、従業員に感染者は出ないか、お客様に感染者がでたらどうすべきか
このまま事業がしぼんでいきはしないか。
ウイルスという目に見えない不安・感染症の恐怖は日々、あなたを襲ってきます。
気持ちはわかります。
まじめに一生懸命やってきたのに、こんなことで急に商売が台無しにされていくのは嫌だ。。
まじめにやってきたからこそ、あなたには、満足しているたくさんのお客様がいるのだろうとおもいます。素晴らしいことです。でもあなたが被害者になって、不満をお客様にぶつけたりしたら、、、
すばらしい気分になる方法
一旦はApple社から解雇されたスティーブ・ジョブスは、
「アップル社に解雇されたことは、私の人生で起こった最良の出来事だった。」
と言いました。
そして、お客様にも会社にも何か「お返しができるようなものを作ろう」注力し続けた。
私たちはここから何を学ぶのか?
被害者意識を跳ね除け、
あなたのできる「お返し」をする事、私にできる「お返し」をする事。
それこそがあなたを救います、あなたを「素晴らしい気分」にするのです。
―ノグチ
P.S.
志村けんさん、岡江久美子さん、、、テレビでよく見知った方がお亡くなりになりました。身近な人が亡くなった、被害にあわれたと感じます。新型コロナウイルス感染症の大変さを思い知らされます。
こんな時だからこそ、あなたが「自分ができる事のパワー」に気づいてほしいのです。
自分自身の内なる力が使われていると、「素晴らしい気分」でいられます。