「今週の一言(いちげん)」第272話コロナウイルスに負けない、ための“お金“
Fromノグチ
我が家は、花見の名所の商店街近く。
昨年は花見客でにぎわっていた魚屋の奥さんとの 昨日の会話です。
(昨日の売上、いくらだった?)
「聞かないでよ、悪いに決まっているでしょう。」
(ごめんね(笑)コロナのせいだから、あなたを責めているんじゃないの。
コロナに対抗しなきゃいけないのよ。負けてられないの。だから売上を聞いたのよ。)
東京の朝夕の風物詩満員電車は、3月はありません。
通学の子供たちがいない。それだけで電車はすきます。
加えてテレワークが実施され、通勤の人も減っています。
イベントは中止。
街に人がいない。
だから、物が売れない、お金が動かない。
お金がないから売上を上げなきゃだけど、無理だな~
パートさんにも、やめてもらわなきゃダメかも、、、
社長さん、そう考えてはいませんか?
生き残り、次の一手
売上がなくても、お金があれば、会社は生き延びます。
今大事なのは、外からのお金を手に入れる方法です。
補助金、不動産の売却・リースにする・借りる・チャンネル変更、、、
いつもは、借金するな!と叫ぶノグチですが、ここは違います。
会社が生きのこることが、何より大切。
従業員を確保し生かすことが、何よりもの先行投資なのです。
手っ取り早くは、「借入」
中小企業の皆さんが良く使っている日本政策金融公庫では、
新型コロナウイルス感染症特別貸付枠があります。
貸付条件は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一時的な業績悪化がある事業です。
具体的には、最近1か月の売上が、前年、全前年同期と比較して5%以上減少している会社・事業所です。
無担保で、貸してくれます。
枠は6000万円(別枠)
返済期間は、
設備投資は20年
運転資金は15年
金利は、3年間無利子。
4年目以降、基準金利マイナス0.9%
限りなく0に近い金利です。
経営のエッセンス
だから、おか~さん、あなたに聞いたの
(昨日の売上、いくらでした?)
「え~、そうなの5%?うちなんて5%どころじゃないわ!」
(ちゃんと資料出せないとだめよ)
「へっへっへ、数字だね。ちゃんと数字を見なきゃね。」
経営とは、毎日 前の日よりお金を増やすことです。
♪増えたかどしたか見てみよう。♪
単純ですね。「今日の残高」マイナス 「昨日の残高」=「増えた金額」
ですので、経営者には毎日のお金の在り高が、どうしても必要な情報です。
預金通帳が、「経営者あなたの教科書」と言われる理由です。
売上でお金を増やすのが難しいなら、、、
知恵を絞りましょう。
外からお金を入れる方法。
補助金、不動産の売却・リースにする・借りる・チャンネル変更、、、
大事なことなので、何度も言います。
会社が生きのこることが、何より大切、それには資金=お金です。
お金は、あなたの事業を永らえて、人を育てる時間を作ります。
未来にあなた事業を発展させるのは、先行投資した人です。
お金は、あなたの事業を大きくする人をあなたにもたらしてくれます。
―ノグチ
P.S.
グローバルに人が動くと、ウイルスも拡散する。今回の新型コロナウイルス感染症は、本当に大きな災害となっています。これからもこういう災害は起こりうる、そう考えて強かに活動していくことが経営者に求められているのですね。フレ~、フレ~社長さ~ン!!