「今週の一言(いちげん)」第320話コロナと経理のビミョーな関係
Fromノグチ 「もう~やってられない!」小売店の店主が、電話口で叫んでいます。気持ちは、わかります…。
「俺は、忙しく働いているだよ。それなのに経理の仕事までしろ!っていうのか。」
電話口で叫んでいる(でも、どなりたい相手は、ノグチ?)
「そんなに忙しいんだったら、人を雇えばいいんだよ。大事なのはどっちだっていうんだ!
どうやら電話の向こうの情景は、小売店主と店主夫人のどちらも忙しい発言の言い争い。
経理は誰の仕事?
コロナ下で次第次第に売上が下がってきた。
資金繰りも考えなきゃいけないかも、、、
そんな時 商工会から売上ダウンの補助金情報が!
じゃ~、急いで書類作らなきゃ。
誰がやるんだ!
経理は、お前の仕事だろう!
売上が下がっているのは、肌で感じてる。
コロナ禍で、大口の飲食店は軒並み売上ダウン
当然、取引先の小売店も売上は大幅ダウン。
「肌」で感じている。。。
だけじゃ、、補助金はもらえない。
役所からお金をもらうんだから、証明する書類がいります
「分かった!この売上のデータ入力は俺がする!」
経理は社長のためにある。
経営者が自分の売上を把握できると、ものすごく強い会社になります。
どの商品が、どのお客様が、どの地域が、自分に利益をくれているか把握できるからです。
漫然と300万円の売上があるわけではない、ことがハッキリするからです。
売上と粗利
それが、商品・お客様・地域でちがうとわかれば、利益を生み出すポイントに力を注ぐのです。
経理で「勘」を法則に
さあ、思い出してください。
80対20の法則
あなたの利益の80%は20%の商品・お客様・地域で生まれています。
「肌」で感じているモノを、明確な数字に置き換える。
それが、経理の仕事です。
―ノグチ
P.S.
中小企業の社長さん達って、動物的な「勘」で、会社を大きくしているってこと。
でも、今は、コロナ禍。お客さんが減少している、売上が伸びない。
社長の動物的な「勘」や、お客さんを引っ張ってくる社長の「腕力」だけに頼っていていいの?
私は、それだけでは生き延びないと思っています。
どうすればいい?そう思うなら、ご相談ください。
お問い合わせは→ https://www.n-keiei.co.jp/inquiry