また不況。あなたは準備が出来ている?
Fromノグチ
経営コンサルタント宮内亨先生から、ハガキをいただきました。
「大不況きたる!」
これが、ハガキの〆の言葉!!!
ハガキは、お世話になった先生への贈り物の礼状でした。
普通に、贈り物へのお礼が述べられた後に、
かの一文、どきり!とします。
“アメリカと中国の貿易戦争”
“韓国と日本の輸出規制”
“新聞は、「企業3四半期連続の減益」と報道”
いやー、日々の営業や新聞やテレビの報道に接して、感じていたことを
ズバっと言われると頭にその言葉が残りますね。
じゃ、どうすりゃいいのか?
というわけで、“何をするか?”ですよね
と、思いますよね。
「孫子」は、まず相手のことより自分のこと。
負けない準備をしっかりしようといっています。
事業で自分の事を知ると言えば、この3つ。
1.自分のお客様を知る事
2.自社の販売のデータをとっていくこと
3.自社の収益構造と資産内容を掴んでいる事
とにもかくにも「1.自社のお客様を知る事」
これが一番大事ですよね。
お客様を掴んでいれば、ほしいモノを御用聞きするだけで、販売できちゃう。
自分で新しいモノを作って、売れないかもしれない危険をおかす必要がないモノ。
つまり「顧客リスト」ほど重要なモノはないのです。
顧客リスト=資産、という事を知っている社長さんは多いでしょう。
でも、実際に「顧客リスト」造りを 実施していますか?
人通りの多い商店街にお店があるから、お客様が来てくれる。
社長のお店が、もしそのような繁盛店なら、その重要性に気づいていないかも。。
でもね、あなたの繁盛店を支えているのは、ぐるなびのリストかもしれません。
つまり、「顧客リスト」なんです。
このリストがあれば、新たな店舗を作ったときも、あらたな商品を作ったときも
お客様に呼びかけることが出来ます。
いいものを作ったのに…、お客さんが来ない、、、
『辛い』よ。。。
本当に自分が惨めで情けない人になっちゃう、、、
そんな社長にならないためには、
座って、じっと待つだけでなく、「攻めのリスト活用」です。
自分からHP・ハガキ・チラシなど、打ち出していけます。
生身の情報が、社長の糧
なによりもありがたいのは、「顧客リスト」から、生身の情報を聞けることです。
生身のお客様に聞くのです、なぜ、顧客になってくれたか?
好きな点・嫌いな点、聞けば教えてくれます。
営業マンがまわっていた取引先に、社長自ら出向いたら、
お客様は、本当に御社の良さを、教えてくれます。
くれぐれも、「ウチの商品の良さを教えてやる!」などとは、言わないで下さい。
不況であっても、私達経営者の仕事は、「売る」事です。
不況に立ち向かうには、「顧客リスト」です。
さぁ、一緒に作りませんか、
社長の最高の「顧客リスト」で、社長の最高の事業が、できあがります。
―ノグチ