代表野口_黒バック 「今週の一言(いちげん)」第210話なぜ、14万人はすごいか?

From ノグチ

 

令和元年、おめでとうございます。

5月4日、皇居一般参賀は、141000人もの人が訪れたそうです。

 

ここ数日ニュースは、新天皇一般参賀の話題ばかりです。

平成へのキリ代わりの時より3万人以上多いというのです。

 

私(スゴイよね~、14万人だよ~。)

夫(そんなにスゴイと思うなら、テレビの前にいないで、皇居に行けば()

 

私(スゴイのと、皇居に行くのは違う事じゃん)

夫(おなじことだろう~が~)

 

テレビを前に、我が夫との、つまんない会話。。。

 

即位した天皇陛下を祝福しに人が集まった。

(確かにイイ人だけれど)

人が集まる、ポイントがあると思いませんか?

 

記憶にのこる出来事

14万人もが一斉に集まってきた。

1つの市の総人口が、一斉に集まるって、

人間の大きな性癖(?)に響いているから

 

暑い日差しの中で延々と並んで、

ガラス越しのアナウンス(お言葉)聞いて

驚喜して帰って行く。

 

テレビのレポーターが、インタビューしています。

インタビューに答えた人達は、口をそろえたように

「新しい時がくる。子供達にも永く記憶に残してもらいたい。」

 

0歳児が記憶にとどめるかどうかは知らないけれど、

20歳台、30歳台、それ以降の世代は

きっとズ~っと記憶する決定的瞬間になっただろうな、と思うのです。

 

延々並んだ後に、短い「お言葉」

これって、記憶に残りますよね。

お言葉が、ありがた~くなる。

 

なが~い演説を聞かせられたら、、、

きっと、みんな“うんざり“です。

 

決定的瞬間は、あなたが作るもの。

さらに、

わ~っと悲鳴のような歓声、決定的瞬間(お言葉の後あたり?)

日本国旗のハタをみなさんで振って

私達は、ここでみな兄弟・一緒よ~と。

 

平和な日本に一緒にいる「誇り」、

会場を埋め尽くす数え切れない程の旗と人

一緒にいることの「結びつき」

 

14万人が何時間も待って、暑いさなか警察官の誘導に従って歩き、

たった一瞬の「お言葉」に驚喜するのは、

心理学的解釈がキチンとあるのです。

 

「ピーク・エンドの法則」

知ってましたか?

ある経験を評価するとき、人は時間の長さを無視するのです。

 

長時間の苦行は意識の外に、なって

同じ思い(?)の小旗を振った沢山の人の中にいるという最高の決定的瞬間

その瞬間だけを記憶に残す。

 

圧倒的にすばらしく印象に残る出来事を作る。

これは、天皇陛下でなければできない事でしょうか?

すばらしく印象に残る出来事は、意外に簡単に作り出せるものです。

 

小さな旗1つで、

スポーツ会場でも、イベント会場でも

人々が高揚して一緒にいる情景を、私達は知っています。

 

あなたのお店にある小さなアイテムが、

大きな行列を作り出すかもしれませんよ。

 

―ノグチ

 

PS.

「節目」って気になります。

お誕生日は、また一年頑張ろうだし、お正月が来れば、何かそこでリセットされる。

平成から令和になると、やっぱり何か新しいことが、いいことが起こると感じる。

新しい自分になって、いいことを実現したい。

そうです。令和の新たなスタートを切りましょう。

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