代表野口_黒バック 「今週の一言(いちげん)」第241話えっ、消費税10%のままじゃん!

Fromノグチ

 

2019年10月1日、本日、早朝から消費税増税問題です。

 

早朝 我が家の電話が鳴りました。

もしかして、、

やはり電話の主は、商店主の弟。

 

「10%のままなんだ。 やっぱり、標準税率の侭なんだよ。

食品は軽減税率のハズだろう。

食品がそのまんま標準になっているんだ、一括で直せない?」

 

(昨日、重要というタブで、標準と軽減の選択したんでしょ?)

 

「…、とにかく消費税区分で、部門を酒と米・食品を分けたから、

食品の部門は軽減になっていなきゃこまるんだ。

一括入力して設定したんだから、軽減も一括のボタンで設定出来る方法調べてよ」

 

なぜ、一括でできないか。

(一括でね、一括ボタンがあるかどうかは、探しみるね)

(でも、早いのは、昨日話した[重要]のタグね、

あれ開いて標準と軽減の選択をして、その方が早いから。)

 

昨日、同じ事をいったのになぁー。

見なおしてね、重要なのは、3つの選択だって、、、

 

昨日の午後からは、弊社はまるで消費税レジ対策室相談窓口のよう

電話攻勢対応の半日でした。

やって下さいね、に火がつくのは、やはり直前なんです。

 

確かに、ややこやしい“のです、今回の消費税は。

商品によって消費税率が変わるのなら、商品のくくりで設定出来ます。

ですが、今回は、さらに販売方法によって区分されるのです。

 

“おにぎり”は食品です。

販売する“おにぎり”が、そのまま持ち帰りされるなら、軽減税率。

店内のイスに腰掛けて食べれば、標準税率。

 

「ウチは全部持ち帰りだから、全部軽減に決まっている。」と言い張っても、

レジはもう一回聞いてきます。

「お客様は、お持ち帰りですか?」

「はい」と答えが返ってきてはじめて、軽減税率を選択します。

 

なぜ 事前に設定出来ないか?

それは、買った時急に食べたくなるなんて、買った本人にも分からないもの。

たとえAIだって、過去の情報をとっているだけ、先のことは決められない。

 

(一括ボタンはあるかどうかは、探してみるね)

文句たらたらの弟にそういって電話を切りました。

 

実は、一括で変更できている。

販売方法の選択は、現場で販売している人の判断に任せられています。

だから、現場の人が、設定するようにソフトは出来ています。

きっと、一括設定というようなボタンはないだろうなー。

 

電話の話しを後できいていた家人が、茶化して言いました。

 

「そうか、今朝になってみないと、8%のままか10%になっているか分からないものね」

「つまり、切り替えは成功したんだ。10%のままじゃなくて、10%になってる!って喜べばいいんじゃないの」

 

確かに!

 

今朝になって急に問い合わせがあった、それは必要だから。

必要は、成功の母。困りごとは、仕事の母。

仕事があって良かったね、と家人はにやりと笑っています。

 

―ノグチ

 

P.S.

これからややしばらく消費税対応レジ設定相談室になりそうです。 ()

でもこれは、凄い進歩だと思います。

いままで入金・出金のお金の残だけあわせていた零細企業のレジが、商品に着目するきっかけになる、お客様に着目するきっかけになるからです。

商品別にすぐグラフにしてくれます。時間別も客層別も、全部グラフに出来ます。日本の零細企業経営者の皆様、すぐグラフにしてくれたら、すぐみたいですよね。