「今週の一言(いちげん)」第339話親切が徒(あだ)になって帰ってきた!
Fromノグチ 「もう私、堪忍袋の緒が切れたわ!あんなに親切にしてあげたのに!」
席に着くなり、真正面からこう切り出されて、ワタシうろたえてしまいました。。。
「あんなにも親切にしてあげたのに、私を馬鹿にして!」
チョット待ってほしい…と右手を上げかけましたが、すぐにおろしました。
こんな時は、相手を制御してはいけません。
相手はなんだかとっても怒っています。
そして、私の知人の名前を挙げて
「あの人は、意地悪なのよ。ネッ!わかるでしょ!!」
親切が怒りを呼び込む理由
この方のお話は次第に熱を帯びてきます。
親切にしてあげた、なのに感謝していない。
親切にしてあげた、なのに返礼もない。
正しいことをして、金銭的にも援助したのに
どうしてそれに対して感謝の気持ちを表さないのか!
あってしかるべき、感謝=お礼が、無い!!
怒りの矛先は、私ではなく私の知人
でも、面と向かって怒鳴られたら、コリャ私に怒りが向かっている。
そう感じます。
私が叱られているような、
でも、その言葉、私に言うことじゃないだろう、
という反発心がムクムク出てきます。
こんな時はどうします~
三十六計逃げるにしかず。
相手をなだめようとはせずに、只々逃げることを考える。
運よく、(あっ、携帯が鳴っている…○○さんです(私の知人)。出ますね。)
この時は、本当に携帯が鳴ったんです。
しかも発信者は、怒りの矛先の○○さん(私の知人)
「何で怒っているの?」
どうにかしてくださいよ~、と言いたいところだけれど
(あ~、そうですか。とりあえず資料預かって帰りますね。)
親切の心得
親切にしようって思いますよね。
社長さんは、大抵おせっかいすぎると思うくらい、親切です。
ですから、親切が徒になって帰ってきた!と思う場面によくぶつかってしまう人種なのです。
コレっと思うと、だれかれ構わず親切にしてあげたくなっちゃう。
でもそれ、大間違いです。
「親切」は相手を選ぶべき行動です。
相手を間違えると、せっかくの親切が徒になって帰ってくる。
それは相手を間違えた社長さん、あなたの間違いなんです。
これって、商売と同じです。
相手を知る方法
それが、LTV=顧客生涯価値
相手を間違えないための、社長さんが手に入れる行動必須アイテムです。
―ノグチ
P.S.
怒っている人をなだめようとすると、だんだんこっちもいら立ってくる。
互いに(自分なりの)正しい事しようとしているから、ぶつかっちゃうんですね。
実は私、逃げるのは弱い奴だと自分を下げてみていましたが、逃げて時間稼ぎも大事な一手。
そう気づきました。
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