「今週の一言(いちげん)」第338話現金が増えるのは、大問題!
Fromノグチ 2か月ほど前に、お客様の営業所でお金にまつわる大事件が発生しました。
大事件は解決したのですが、大きな気づきがあったので皆さんに共有しますね。
「去年の決算書をみて、現金残がおかしい、、、って指摘がありましたよね。」
お客様の会社経理担当者から電話がありました。
「その指摘、当たっているようなんです。。。」
大問題発生!
「毎日持ってきてくれるので安心してたんですけど、、、」
事業所の責任者が、毎日夕刻集金した金額を本部に持ち込みます。
毎日の現金を集計して銀行口座へ持ちこみます。
「今思えば、変なこと言ってたんですよね。
『振替用紙を置いてきましたから。』って
振替手数料が馬鹿にならないと思っていたけれど、手数料じゃなくて現物行っちゃたんですね。」
毎日毎日、まとまった現金が営業所に集まり
さらに本部の経理には営業所の足し算で現金が集まる。
営業所が数か所あり、それぞれの営業所に現金が保管されているので期末の現金残高は大きくなります。
ですが、お金の流れは、入っては出ていく。
経営管理が確立していくと、小口現金の金額は減っていくのが順当な流れです。
社長さん、経理担当者さん、試算表で現金が増えていたらおかしいと思ってください。
経営管理
経理のテーマは
“ミスロス不正を防ぎます。ゴメンナサイが言えるうち”
経理は、試算表を作る、銀行とお金のやり取りをする、だけのものじゃないんです。
経営管理の基礎は、過ちを犯して退職する人を防ぐことなんです。
さらにいえば、会社の信用を高めるのが経理です。
「あっ、間違っちゃった」といえる金額はいくらでしょうか
昔、銀行では1円合わなくても残業だ!と聞きました。
現金を扱っていると、1円合わない10円足りない、そんなことはたくさんあります。
得ばれることではではありませんが、消費税のやり取りが出てからは
1円単位のミスも多くなっていると聞きます。
ミスだったら、ちょっとした間違いだったら、
永年務めた会社を辞める羽目にはならない。
犯罪者を会社から出さずに済みます。
会社の信用
今時のクラウド経理を使っていれば、防げることはたくさんあります。
こんな時期だから従業員を失いたくない。
お客様からの信頼も会社の信用も高める経理のやり方があります。
―ノグチ
P.S.
クラウドソフトの導入に二の足を踏んでいませんか?うちにはまだ早い!?
永年経験を積んだ従業員がが使える、彼らのためのソフトがあります。
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