代表野口_黒バック 「今週の一言(いちげん)」第335話なぜ、49ではなくて52なのか?

Fromノグチ 

夫の葬儀も終わり、そろそろ「七七日法要」の準備だわ…、「なな」×「なな」だから四十九日

 

ふしぎですよね。

一週間ごとに

初七日法要  しょなのか

二七日法要  ふたなのか

三七日法要  みなのか

四七日法要  よなのか

五七日法要  ごなのか

六七日法要  むなのか

七七日法要  なななのか →しじゅうくにち

 

一週間ごとに区切りをつけてわざわざ法要を行っていく。

人の頭の中は、キリスト教であれ仏教であれユダヤ教であれ、欧米であれアジアであれ

一週間7日ごとが理解しやすい“期間”なのでしょうね。

覚えやすさが、行動につながる。

この考えを利用しているのが、売上アップのための52週で行動を数値化する方法です。

一年は365日=7日×52週 +1

一月一日は、どこの国でもお休みだから、世界各国共通52週で売上アップに活用できます。

 

売上げを上げたい!

そう思うあなたは、思うだけじゃなくって、必ず何らかの実験をしますよね。

たとえば、チーム全員のシャツの色をドブネズミ色からさわやかなブルーに変える。

 

さて、今までのドブネズミ色週間の売上と

さわやかブルーシャツ変身週間の売上。

なぜだろう、驚くべきことにさわやかブルーシャツ週間の売上がとても高い!

 

でもね、これが一か月にもなると、なぜかぼやけてきてしまう。

 

一週間目それも初日はアイロンをかけたパリッとしたブルーシャツが、

3週間目にもなると、シワシワヨレヨレになっていく、、、、

気持ちもヨレヨレしわしわ、、、

知っていることを聞く

なぜって、

時間が、毎日おきるいろいろな事件が、

目標よりも今対処すべき事件にあなたの気を取っていってしまうから。

 

そう、営業マン営業ウーマンの皆さん、みなさん一週間前のことは覚えているけど

これが5週間前、つまり一か月前だったら、どうでしょう。

さらに3か月前、さらに一年前…だったらどう?

 

一年前に立てた年間目標なんて覚えてやしない。(実はこれ私())

 

もちろん中には、「10年前の今月今夜の売上を覚えている。」なんてスゴイ人がいますが、

私たちに必要なのは、一人の凄い人よりチーム全員が楽しんで実行できる目標達成。

チーム全員が楽しんで目標達成できる期間、それが、一週間です。

聞くことは、褒めること

もし、あなたが、毎日の売上情報を使える立場にいるならば、

売上推移を 52週週ごとの数値にして表示してみてください。

より一層売上の中身が自分の中に落ち込んでくるのがわかるはずです。

 

行動を起こす前一週間の来客数、購入品数、客単価。

行動を起こした後一週間の来客数、購入品数、客単価。

営業マンが数字集計しろと言われて、すぐにできるのは一週間

 

どの数字がどう変わったか、

その裏にあるお客様の心理まで営業マンが覚えているのは一週間

 

経営者のあなたが、数値についていくら質問してもし過ぎることはありません。

一週間だから聞けるのです。一週間だから覚えているのです。

覚えていることを、知っていることを聞く、それはその人をほめることと一緒です。

 

52回も褒められれば、あなたの会社の営業マンは、どんどん伸びていきます。

哀しい気持ちで49日過ごすより、

褒められた52回の方が、そりゃあ売上が上がります。

 

 

ノグチ

 

P.S.

部下に注意するときの一番ダメな前振りのひとつに

「前々から言おうと思っていたんだけれど、、、」ってフレーズ。

言われた方からすると『ず~っとそう思われていたんだ』って哀しい気持ちになります。

ショックです。

 

これには、一週間以内で問題解決をお勧めします。

前進+褒め=売上アップ 社長さんあなたが目指すは、コレです。