「今週の一言(いちげん)」第322話コロナで気づいた大切なこと
Fromノグチ 今日は4月6日。今朝の高田馬場は、新一年生と一年生よりも緊張している若いお父さんが、いました。
朝の通勤時間、なんか変?目の前のサラリーマン風の男性、ちょっと変です。
大抵のサラリーマンが、私の進行方向とは逆、駅の方へ歩くのに
その人は、私の進行方向と同じ、、だけじゃなく変。
ぴしっと背広を着て
右手右足、左手左足、で進むヘンテコな歩き方して
駅とは、反対方向に、進んでいく若いサラリーマン風の男性
なんなん?この人緊張しまくっている~
「パパ、ちょっと」
後ろから奥さんらしき人(こちらは胸にブーケ)が、小声で袖を引っ張る。
「○○君より先に行かないで、、」
コロナ下で私たちはパニックになった。
はは~ん、分かりました。
一年生の入学式、保護者代表になったのでしょうか?
子供より緊張して、頭の中は挨拶をどうしよう、手順はいいか、きっとパニックなんですね。
初めてのことは、なんだってパニックになります。
入学式で親としてキチンと挨拶したい。
そりゃ、緊張しますよね。
お手本があって、暗記して、何度かの予行演習があってさえ、初めてのことは緊張します。
お手本無し+ 予行演習なし + しかも一発大成功が期待されている。
かっこいいお父さんを息子に嫁に見せたい、何より成功した自分をオレに見せたい!
これって、Go to に似ていない?
コロナ下でも事業が伸び続ける方法
コロナ下で急にお客さんがいなくなって、それでも事業を成功させたい
繁栄継続させたいと、一発逆転を目指したら客数を増やす方法を懸命に追っかけます。
売上や利益という数字だけを追いかけると、パニックになってしまいます。
今日の主役は、パパの後ろから黙ってついてくるランドセルを背負った「○○君」
この子の背中を、そっと押すのが、今日のパパとママの役目。
先回りしすぎないで、PTAデビューは入学式の後だから。
コロナ下で、家で我慢しているお客さん。
その背中をそっと押すのが、今、経営者のお役目。
どんな声をかけましょうか。
ゆめゆめ、急に販売しようなんて、思わないでください。
コロナ下で気づいたのは、「聞くこと」
何か、私に できることはありませんか?
―ノグチ
P.S.
一月一日
今年の日誌の一ページに、私が書いた目標は、
「家族・友人との絆を結びなおす」です。
あなたが、私にとって大切な人だと伝えるには、相手のことを深く思うこと…これは大事。
それよりも、たくさんたくさん手紙やメールで、連絡を取ることだと、私は思うのです。
お問い合わせは→ https://www.n-keiei.co.jp/inquiry