「今週の一言(いちげん)」第298話もらえるものは、もらう!
Fromノグチ
「コロナでね、いい具合に仕事が入ってきたんです。」先週ある社長さんと電話で会話です。
コロナ禍で、売上の下がった業種、旅行業や飲食業を得意先としていた会社社長さん。
その社長さんから、先週電話連絡が入りました。
「売上が伸びて、ちょっと忙しくなるので、やっておいた方がいい対策があったら、教えておいてほしいんです。」
今年の1月は、インバウンドでやっていくと話していた社長さん
ところが、2月になると、「中国からのお客さんがいなくてダメですね。」
そして3月、「こりゃだめだ。相当ヤバい!」
3月、経済産業省や、厚生省の補助金助成金が出始めました。
早速、資料を社長さんへ送付すると、すぐに、返事がきました。
「もらえるものは、もらう!これ、やっておいた方がいいですよね。」
(ぜひそうしてください。)
すぐに、対処したせいか、ほぼ2週間で資金が、十分になったと連絡が入りました。
「なんだか、今までと違うんですよ。窓口の対応、笑っちゃうぐらい軽いんです。ちゃんとチェックしないと、返してもらえない人にまで資金を出すようになっちゃうんじゃないのかな~(笑」」
資金繰り不安は、減っても増えても…
資金繰りで不安になる社長さんのパターンは、3つあります。
借金をすれば、返済をしなければならないので借入したくない、でも先行きに不安を持つ社長さん。
月商6か月分以上のお金があっても、次第に減少して不安になる社長さん。
変だ!お金が増えていく…なにか誤った対処があるのではないか?と不安になる社長さん
資金繰り不安といえば、
お金がないから、支払どうしようと、頭を抱えて座っている。
そんな図を思い浮かべているあなた、それは間違い!
資金繰りの型を知らないと、減っても、増えてもお金に不安を持つ社長さんになります。
資金繰りの型を知る
資金繰りに強い社長さんは、自分の型を知っているから、弱みもわかっていて
今はお金があっても、いやいや将来の“もしも”のために、準備しておきたい社長さん
「もらえるものは、もらう。」
強かです。
大切な従業員や、会社の継続のためには、
「もらえるものは、もらう!」が資金繰りに強い社長さんです。
彼の資金繰りの型は、積極投資型
利益を来期の売上のために投資する積極的な社長さんです。
でもね、その分手元資金を十分にしておかないと、いけないんです。
コロナ禍で、もうほぼインバウンド関連の仕事がなくなると踏んだ社長さんは、
お客様から要望がある仕事の地道な調査を開始しました。
得意な分野で、かつ仕事量・売り上げの望める分野に新しい契約が取れたと言います。
「お金の心配なしにする。だから、新しい売り上げ先が見えたんです。」
自分の資金繰りの型を知っていると、売上にもいい影響が出るのです。
―ノグチ
P.S.
今時の提案方法が、Zoomであったり、スカイプであったり、ベルフェイスであったり、変わってきているとお感じになっていませんか?
コロナ禍が通り過ぎるのを待っているのではなく、コロナ下の経営・販売・財務をご一緒に考えましょう。
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