「今週の一言(いちげん)」第295話キャッシュフローとワンピース
Fromノグチ
2週間ほど前、若い男性経営者にZoomインタビューしました。話題はキャッシュフロー計算書。
「それはね、ノグチさんがやって!って言ったからでしょう。僕が急にキャッシュフロー計算書を作ってみたいですなんて言い出しませんよ。第一経営の数字なんて、他人に見せないじゃないですか。
急に言われて、ハイ!、って応じたのは、ノグチさんから言われたからですよ。」
彼は、ITコンサルティングの会社を運営しています。
普段から売り上げのことや、資金繰りのことをよく話しているので、数字にはめっぽう強い経営者。
ノグチが今回作った表は、経営者に分かりやすいかどうか、試しで使ってもらったのです。
試しにやってもらって、それなのに
「キャッシュフロー計算書をどうしてやってみようと思ったか?」なんて
教科書にあるような質問をするものだから、ジャブを食らってしまいました。
「やー、でも結論から言うとね。やってよかった。」(大笑)
ワンピースの意味
「ノグチさん、『ワンピース』知ってます?あれとおんなじだって思ったんですよ。」
『ワンピース』…(ノグチが)知っているのは、テレビアニメ。
でも、彼が話しているのはゲームの『ワンピース』よう…
どうもさっぱりゲームを知らないため、お金の相性がどこにあるのか「ワンピース」の。
「あのペーパー持ち帰ってね、もう一度やってみたんです。
創業当時のキャッシュフローをね。その当時から、自分のお金の判断には傾向があるってわかりました。
特に創業時には、従業員と言っても共同経営者ですよね。お金のことは、共同経営者には明らかにしておくべきだった。」
でも伝わっている。。。
キャッシュフロー計算書でわかること。
お金の使い方は、小さいときに親から教わったか、兄弟からか、ともかく小さいときの信条が、そのまま今のあなたの常識になっています。
だから、直感的なお金の使い方を続けると、毎回同じように成功し同じように失敗する。
自分には、こんなお金の使い方の傾向がある。
キャッシュフロー計算書はそれをはっきり見せてくれるのです。
経営者としては、こんな使い方をしていきたいな、がわかるのがキャッシュフロー計算書の利点です。
「ノグチさん、だからよかったんですよ。このキャッシュフロー計算書を教えてくれて。言われてやったけど。。(笑)」
ある種の踏み絵…だと、彼は言いました。
「このキャッシュフロー計算書に興味を持たない経営者とは仕事をしないと決めました。これに興味を持たない人は、経営者じゃないもの。その人のお金の負担はしたくないからね。ワンピースなんですよ、仕事をする相手は。お金も役割もきちんと果たさない人とは、仕事はできませんから」
―ノグチ
P.S.
今時の提案方法が、Zoomであったり、スカイプであったり、ベルフェイスであったり、変わってきているとお感じになっていませんか?
コロナ禍が通り過ぎるのを待っているのではなく、コロナ下の経営・販売・財務をご一緒に考えましょう。
セミナーは、こちらへお問い合わせください。