「今週の一言(いちげん)」第279話東京都民がイライラする理由
昨夜は、安倍首相の緊急事態宣言延長の会見がテレビに映し出されていました。
イライラしながら見ている東京都民が大勢いました。
「なんで検査出来へんの?」
バラエティー番組でも、今話題の情報を取りあげています。
言わずと知れた、PCR検査の話
国会で首相が言ったことをなぜ実行できないかと追及されたと、、、
一日20000件のはずが、9000件ほど
なぜできないか?専門家も「試薬の問題とか、人員の問題とか、検体を運ぶ人とか、、」
「よう〜わからへんけど、いったいどうなったら、いいの?」
「東京なら、新規陽性患者が10人(一日に)」
やるべき事が、一瞬でわかる数字
((あ〜、そうなの〜!))⭐️⭐️⭐️星三つです〜。
番組に参加しているメインMCもアシストMCもnet参加のゲストも、そしてテレビ前の私も
納得――――!
毎日毎日見せられるのは、新規陽性反応患者の数
4月30日は46人まで下がったものの
5月 1日 165人
5月 2日 160人
5月 3日 91人
感染が拡大しているらしいのはわかるけど、何をどうすれば、普段の生活を取り戻せるの?
東京都民が欲しい情報が手に入らないから、みんなイライラしてたのです。
口には出さねど、専門家って何よ?なんで8割外出禁止なのよ?って思ってた。
はい、私たちが街を闊歩できるのは、新規陽性数10人なんですね、、
それなら、まだ目標に達していないわけだ。
わかりました。そのためにすべきことはちゃんとやらないとお楽しみが手にな入らない。
顔が明るくなるのが、いい数字。
脳みそは、短時間(瞬時)に理解できる数字がお好き。
実効再生産数なんて計算できない数字、良く考えなきゃならない説明も大嫌い。
できていないことが色々あっても、10人に向かって頑張ろう!と言われりゃ頑張る。
みんなが顔を上げられるのは、
「目的地がハッキリ」すること
ハッキリすると、スッキリするんですよね。
「東京なら10人!」
わかりやすいですよね。
スッキリ頭に残ります。
数字を共通の言葉にするポイント
これって、販売の現場でもよくあるんです。
店長さんや社長さんが、一生懸命頑張っている。
だけど、なんだか伸び悩みのお店。
そんな時は、もしかして、目標がハッキリ伝わっていないのかも、、、
店長さんや社長さんからすると、売上金額はハッキリした数字です。
ですが、販売をする現場の販売員からすると、今目の前のお客様に失礼がない方が大事。
売り込みよりも、このお店を好きになって貰うお客様を増やすことの方がずっと大事。
自分目当てにお店に来てくださるお客様の数が気になっています。
「今日の売上は30万円」ではなくて
「今日の売上は、30人のお客様から注文があって30万円」
現場の販売員から見ると、売上の総額は分からないけれど、30人という目標なら数えられます。
相手の頭の中にハッキリ見えている数字が、大切です。
―ノグチ
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