「今週の一言(いちげん)」第193話70才のスターが売れ続ける秘密の仕組み
From ノグチ
「私、ファンクラブに入ったの!
チケットが優先的に買えるのよ~。
また、『○○~、ステキ~!』って叫べるわ。」
社長夫人は、本当に嬉しそう。
隣で社長も嬉しそう。
「年取って、家で鬱鬱やられたらたまらないじゃないか、良かった~」
世の中には、沢山のファンがいます。
芸能人に熱を上げる人達が沢山いるのは、知ってます。
でも、私の知る社長夫人が、芸能に熱を上げる人とは思いもよらないタイプ。
何故かと言えば、社長が心配するような、極めてまじめな人だから。
趣味は“ボランティア“
地区のボランティア活動に永年携わってます。
それも、先頭をきってリーダーになるというのではなく、
地道な人がやりたがらない作業を
コツコツするタイプ。
(へ~、きまじめな社長夫人に、こんな趣味があったんだ!)
思わず、身を乗り出して、聞いてしまいました。
「何が、良かったんですか?
ファンクラブにまで入るなんて。」
「これがね、会場で配られた、申込用紙なの。」
してほしい行動、ステップ1
ちょいと厚めのA4用紙。
この厚紙が、次のコンサートの申込をするFAX用紙。
大きな字で、「ご来場の皆様へチケット予約のご案内」と書かれています。
「で、会場で配られたのは、これ一枚。
FAXだから、すぐに申し込んだのよ。
今どきの、スマホだとかパソコンだったら、申し込まないもの。」
(なるほど~。ガッテン!!)
「頭いいわね、事務方。
私達向きよ。
年齢が行っている、手が痛い・膝が痛い人に、沢山資料渡さないもの。」
良くやりがちなのが、来場者にあれもこれもの資料たくさん。
見ても分からないし、それに、持ち歩きたくない。
そして、沢山のパンフレットは見もせず、ゴミ箱へ。
顧客管理の大切さを知っているあなたや私達は、
顧客どんな行動をとってほしいか、
いつもいつも考えています。
今、コンサートで頭が楽しさでいっぱいになっている人に
何をさせるか?
そうです、してほしい行動は、次の申込。
シンプルに
してほしい行動がすぐできるように、
楽ちんに。
してほしい行動、ステップ2
予約を申し込んだ方に向けて、ダイレクトメールが、送られます。
そこには、A3が1枚、A4が3枚、B5が3枚
会員申込とCDやDVDの通信販売カタログ。
この資料は、家に届いて、また同じ行動をとらせます。
会員申込をFAXで実行するようオススメするのです。
70才のスターが売れるワケは、スターの魅力だけじゃない。
お客様にとってほしい行動を
ハッキリとお伝えする仕組み=システムがあると言うことです。
―ノグチ
PS.
70才のスターって、分かりますか?
樹木希林さんが、ポスターの前でさけんだ、「ジュリー」です。
顧客をグリップする仕組みが、年70回以上のコンサートを続けられる秘訣。
収益体質を変えるのは、顧客管理の仕組みです。
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